第33回東京国際映画祭「二月」

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プレミア部門「二月(ブルガリア・フランス/ カメン・カレフ監督)」を鑑賞。

ブルガリアの山奥で、羊とともに暮らす男性の、幼年期、青年期、老年期を3つのパートに分けて描いた作品。

自然と人物が一体となった様を、ほぼ台詞無しに描いております。事件らしいことは何一つ起こらず、青年が結婚した初夜でさえ極めて静かな性行為に終始します。幼年期のブルガリアの山岳地帯での生活、青年期に兵役で駐屯するカモメの群がる島、老年期の雪深い山奥での道行きなど、シンボリックな風景ではありますが、何も起きません。人生とは本人にとっては紆余曲折があっても、第三者から見たら何も起こらないに等しいということかも知れません。静かな作品が多い映画祭出品作にあって、とりわけ寡黙な作品です。

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